平成26年11月に「過労死等防止対策推進法」(平成26年法律第100号、平成26年11月1日)が施行され、この法律に基づき、過労死等の防止のための対策を効果的に推進するため、「過労死等の防止のための対策に関する大綱」(平成30年7月24日閣議決定)が定められていました。
過労死をゼロとすることを目指し取りまとめられた大綱ですが、インターバル制度導入目標はが未達に終わるなど、各取組の強化が求められていました。
新大綱では取組を強化すべく、インターバル制度については下記のように数値目標が見直されました。
目標 | 数値目標 | 時期 |
---|---|---|
勤務間インターバル制度を知らなかった企業割合 | 5%未満 | 2025年まで |
勤務間インターバル制度の導入率が低い中小企業への割合 | 15%以上 | 2025年まで |
*特に、勤務間インターバル制度の導入率が低い中小企業への導入に向けた取組を推進する。
大綱では、勤務間インターバル制度はテレワークにおいても長時間労働を抑制する手段として考えられ、制度を利用することも考えられてるとしています。
実務上では、勤務間インターバル制度とテレワークを組み合わせるなどにより、より柔軟な働き方が広がる可能があります。
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最終更新日:2021.7.30
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