令和6年4月に省庁の垣根を超えて設置された「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」は、女性の職業生活における活躍を推進する観点から、男女間賃金格差の解消を通じた構造的賃上げの実現や地域、教育におけるアンコンシャス・バイアスの解消等を図るべく、検討を重ね、令和7年3月26日報告をとりまとめま公表しました。
このプロジェクトは女性の活躍推進を主眼においたプロジェクトですが、近年は女性だけでなく、男性の働き方も多様化してきています。誰もが希望する形で働くことができ、ライフステージに変化に伴い、働き方を変えることができる柔軟な雇用社会の実現が求められているのだと思います。
労働力人口の減少は構造的変化ですので、今後流れが変わることはありません。しかし、優秀な人材を確保できている企業もあります。できている企業と苦戦している企業、その差はなんでしょうか。
まずは女性活躍の妨げになっている課題を解消していきましょう。その過程で、男性の働き方の変化と課題も見えてきます。誰もが活躍できる場を提供することが、今後『選ばれる企業』となるキーとなるでしょう。
最終更新日:2025.4.11