上司のための育休復帰マニュアルを作成して配布すると”なるほど!”と思う気づきがあります。育休復帰者を対象とした研修と合わせて復帰者をサポートする職場のキーマン上司への研修を行うことで思った以上のサポート効果が発揮されることもあります。貴社も検討してみてはいかがでしょうか。
ワークライフコンフリクトが起こりやすい仕事と育児・家庭との両立。育児・家庭の両立で生じるストレスは、職場環境次第で大きくも小さくもなります。上司は、家庭との両立で葛藤を抱える女性に対して、なぐさめたり、励ましたり情緒的な支援も大切です。
育児休業から復帰し、短時間勤務を利用しているにもかかわらず、“たびたび休暇を取る”、“早退する”、“その理由は子供が熱を出したから”、子供というのはそんなに頻繁に病気になるのだろうか?と不思議に思うこともあるようです。育児を妻に任せきりだった男性上司は育児をする女性にどのように接したらよいのか戸惑うことも多いようです。
そんなときに、「知る機会がないと一生知らないかもしれないこんなこと」を知っておくだけで、社員の事情に配慮をしやすくなることもあります。
まずは『おめでとう』の一声をかけましょう!
男性の育児休暇希望者に「奥さんが取ればいいじゃないか!」は禁物です。
『待ってるよ』と声をかけましょう!
戻れる職場があるのは何よりの安心感につながります。
東京都と東京都立大学オープンユニバーシティは共催で時事的課題セミナーとして、『働き方・休み方改善セミナー』を開催されます。「休み方」にスポットをあて、勤務間インターバル制度などの紹介とともに、休息の重要性をお話します。
※このセミナーは東京都と東京都立大学のオープンユニバーシティが主催になります。東京都立大学オープンユニバーシティ2024年度秋期講座は全102もの多彩な講座が開講されます。「学びたい」ものを「学びたい」ときに。「知」を刺激して、「学ぶ」喜びを。